企業内での看護・保健師活動の場所
実際にどんな部署に所属して、どんな環境で働いているのか。企業によって各々違ってくると思います。
大きく分けて3つ、考えられると思います。
①工場があるような規模が大きな企業だと、「診療所」として独立して常勤の産業医や看護師保健師が一つの部屋や建屋で常駐しています。
診療所としての届出をしていると、診療(検査・診断・処方など)も行うことができます。
②人事部や総務部などの部署のメンバーの一員として
ー1:医療職以外のメンバーと同じようにオフィスで作業する
ー2:独立した部屋が割り当てられて、作業できる
保健師一名体制のひとり職場だと②のことが多いかもしれません。
求人票に、「一部人事部の業務も行っていただきます」などと一文書いてあるものも見かけます。
企業そのものではなく、健康保険組合で保健師として募集される場合もあります。こちらは主に、健保としての施策を通して働いている人の扶養家族(奥さんなど)の健診や、特定保健指導を進めたりといった感じで、企業内で従業員さんを直接相手にするのとは少し業務内容が異なるようです。